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飲食セーフティーネットワーク第10回シンポジウムに参加

  • mamaisonendo
  • 2014年8月18日
  • 読了時間: 3分

夏本番の猛暑厳しい8月某日の昼下がり。 麹町にあるエリオロカンダ イタリアーナで開催された「飲食セーフティーネットワーク 第10回シンポジウム」に参加してきました。  当日のテーマは『わかりにくい放射線のわかりやすいお話』。 東日本大震災以降の放射線汚染が、人々および食物にどんな影響を与え、現状はどうなっているのか。

インターネットや書籍などにも放射線汚染に関する情報がたくさんあふれていますが、多いがゆえに、どの情報が信頼できるものなのかが判断しにくくなってしまっているのも事実です。 だからこそ、活字を読んで自分なりの解釈にとどめるだけではなく、諸問題を専門的に分析されている方々の意見を通して、さまざまな情報の信憑性が確認できるシンポジウムは、とてもありがたく貴重な機会でもあります。

 当日のシンポジウムでご登壇されたのは、獨協医科大学放射線専門医でいらっしゃる名取春彦先生をはじめ、北海道がんセンター名誉院長の西尾正道先生の他、各分野の第一線でご活躍されている方ばかり。ほぼ満席の会場に集まった皆様の、一言も聞き漏らすまいと真剣に先生方のお話を聴いている姿もとても印象的でした。

 専門的なことをわかりやすく説明していただいた内容は、どれも私たちの生活、果ては日本の未来に影響を及ぼすものだけに「やっぱり、そうなんだ!」と腑に落ちる瞬間が何度もありました。

 たとえば、震災以降よく耳にするようになった「シーベルト」という単位にしても、現在は「単位」という役割だけにとどまらず、さまざまな意味合いをもってマスメディア上で使用されていることが多いというお話にしても然り。

メディアから発信される情報を多次元的かつ理論的な想像力をもって咀嚼することがいかに大切であるかを改めて教わった気がしました。

 さらには、カラダにいいとは言い難い食物の輸入がどんどん加速していくことで、国内のさまざまな感染症の治療に支障をきたしてしまうという、医療問題と食物問題の関係性についても深く考えさせられました。

 人のカラダは食べ物で作られるわけですから、何を食べるかでカラダの状態、さらには人生の長さにまで多大なる影響を与えてしまうのは当たり前のこと。 残留農薬による健康被害の問題にしても、私たちは細心の注意を払わなければなりません。  そう考えていくと、無添加・無農薬の原材料で作られたスウィーツを提供するMa Maison Endoのようなショップの責任も重大です。これからも、ひとりでも多くの皆様に安心してお召し上がりいただけるおいしいスウィーツを提供していくショップのスタッフとして、食に関する正しい情報や専門的な視点から見たざまざまな考えを直接聴く機会をもっと増やしていかなければ! 

そんなことを改めて痛感した有意義なシンポジウムでした。

飲食セーフティーネッワーク http://fbsnetwork.com/

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